ロジスティクス三井化学は12日、100%子会社である下関三井化学が、2024年海運モーダルシフト大賞を受賞したと発表した。受賞理由は、再資源化した再生蛍石の海上輸送により環境負荷を大幅に削減した取り組みが評価されたためだ。下関三井化学、活材ケミカル、ダイキン工業の3社が協力し、再生蛍石を内航コンテナ船で輸送することで、CO2排出量を69.2%削減し、トラック運転手の労働時間も削減した。この取り組みは循環型社会の構築にも貢献している。

▲陸上輸送単独から海上輸送と組み合わせたルートへの変更(出所:三井化学)
下関三井化学は、2000年の設立以来、産業廃棄物を再資源化する技術を開発し、特にフッ酸や燐酸などの再利用が難しい廃棄物を有効活用している。今後も環境事業を通じて、地球環境との調和と4R(リプレース、リデュース、リユース、リサイクル)の追求に邁進していく。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com