自動運転のティアフォー、85億円の資金調達　

財務・人事自動運転のソフトウェア開発のティアフォー（愛知県名古屋市）は17日、シリーズB追加ラウンドで85億円の資金調達を実施したと発表した。シリーズB全体の資金調達額は207億円となり、累計資金調達額は381億円となる。

同社は今回の資金調達により、ソフトウェアとリファレンスデザインを統合した自動運転レベル4対応の車両開発の体制強化と、安全性評価のためのプロセスやツールの充実化を図る。具体的な事業対象としては、路線バスと市街地タクシーを含む自動運転移動サービス、工場内搬送と高速道路トラックを含む自動運転物流サービスに注力する。

同社は自動運転の社会実装を実現させるため、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware（オートウェア）」の開発を先導しており、シリーズAでは、同ソフトウェア開発に加えて、通信や保険、リスク管理などを含めた自動運転システムの商用化を開始している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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