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日販IPS、出版流通代行サービスの実績発表

2024年6月25日 (火)

サービス・商品日販グループホールディングスのグループ会社で海外事業を扱う日販アイ・ピー・エス(東京都文京区)は24日、「出版流通代行サービス」の紙出版物支援実績が5000点を突破したと発表した。このサービスは、小規模出版社の悩みを解決するために1996年に開始され、取引社数は180社を超える。2023年度にはAmazonランキング1位のベストセラー書籍を含むおよそ150点の新刊流通を支援した。

このサービスでは、同社が取次店や書店との窓口となり、さまざまな販路へ流通。納品・返品・伝票処理などのバックオフィス作業の代行、書店のPOSデータを基にした販売分析と最適なエリアや個店へのアプローチすることができる。書店での販促イベントやフェアの開催支援、次回刊行時の販売戦略の最適化支援などのサービスも提供している。これにより、発行元は管理業務から解放され、販売活動に専念できる。

実際の支援例として、クラウド会計ソフトを提供するfreeeが立ち上げた出版レーベルや、2023年に設立されたひとり出版社「古書みつけ」が挙げられる。特に「古書みつけ」の初刊行書籍は、サービス利用により発売2週間で重版が決定し、累計5000部を達成した実績がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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