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国交省、海外港湾物流プロジェクト協議会にインドネシアWG設置

2010年11月8日 (月)

行政・団体国土交通省は5日、海外の港湾物流プロジェクトに官民で取り組む「海外港湾物流プロジェクト協議会」の初会合を開き、今後、国別、テーマ別にワーキンググループ(WG)を立ち上げて具体的な活動を進める方針を決めた。同日の協議ではインドネシアWGを設置し、今後も優先順位の高いものから順次立ち上げていく。

 

会合では、国交省、国際協力機構、国際協力銀行が海外港湾物流プロジェクトの取り組み状況を紹介した後、今後の進め方について協議。国・地域や個別のテーマに応じた取り組みを進めるため、委員の意見を募った上で今後、国別、テーマ別などのWGを設置し、各WGで具体的な議論や活動を進めていく方針を確認した。

 

また、協議会でプロジェクト対象国でのセミナーの開催、訪日ミッションの受け入れを官民協働で行うことも決め、最初の取り組みとして12月2日にインドネシアでセミナーを開催することになった。

 

委員からは「民間企業からの要望事項について、日本政府から相手国政府に伝えてほしい」「これまで日本企業が市場としていなかった中央アジアなど、新たな市場を開拓するような取り組みを期待したい」「内陸の物流プロジェクトについても対象としてほしい」といった意見が出された。

 

次回協議会は、2011年度当初に開催し、各WGでの取り組み状況などについて情報共有、意見交換を行う。