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日本通運、京セラ・ANAとCO2排出削減に向け提携

2024年7月8日 (月)

M&A日本通運は28日、京セラおよびANAと持続可能な航空燃料(SAF)を利用したCO2排出量削減に関する三者間契約を締結したと発表した。この契約は、ANAが2021年10月に開始した「SAFフライト・イニシアチブ」カーゴ・プログラムの一環であり、日本通運は当初から参画している。このプログラムは、航空貨物の輸送に伴うCO2排出量を可視化し削減することを目的としており、2023年9月からは荷主企業向けの新サービスが開始された。京セラはこのプログラムに初めて参加する荷主企業となった。

▲取り組み概要(クリックで拡大、出所:日本通運)

日本通運は、京セラの物流サービスを提供する貨物代理店(フォワーダー)として本取り組みに協力しており、今回の契約により同プログラムの実現をサポートする。NXグループは、2030年までにグループ全体のCO2自社排出量を2013年比で50%削減することを目指しており、2050年までにカーボンニュートラル社会の実現を目指している。

この取り組みは、NXグループの重要課題である「サステナブル・ソリューションの開発・強化」の一環であり、今後も環境保全に向けた意識をステークホルダーと共有し、重要課題への取り組みを推進していく。

また、メタノール燃料船の発注を含む環境対応船の運航管理ノウハウを獲得し、海運業界全体の脱炭素化に貢献することを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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