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連結部不良でUD「クオン」いすゞ「ギガ」リコール

2024年7月10日 (水)

行政・団体国土交通省は10日、UDトラックス(埼玉県上尾市)がリコールを届け出たことを発表した。

大型トラクター用連結装置で、誤連結を防止するロックガードの形状が不適切なため、トラクターとトレーラーの高さが合っていない状態で連結操作を行うと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態となるとともに、車両のメーター内に連結完了を示すカプラーロックのランプが点灯することがある。そのため、走行中にトラクターとトレーラーが分離するおそれがあるとしている。

対象となるのはUDトラックス「クオン」といすゞ自動車「ギガ」の2車種で、2023年8月10日からことし4月18日に製作された計358台。同時に、自主改善を届け出た連結部分のメーカーであるソーシン(入間市)によると、対象となる製品は7つ(製造番号:9P-11942、9P-34929、9P-34930、 XP-35089、XP-35091、ZP-35220、 K-34932)だという。

改善措置として、全車両のロックガードの形状を確認し、交換対象の場合はロックガードを対策品と交換、ジョー上面とロックガードR部頂点を計測の上、必要に応じて調整する。なお、対策品に交換するまでの間、使用者へ連結操作時にトラクターとトレーラーの高さを合わせること、完了後に連結状態を目視で確認することを周知する。

改善箇所説明図

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LOGISTICS TODAY編集部
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