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いすゞ、海外向け新型大型トラックでUDと協業

2024年7月30日 (火)

荷主いすゞ自動車は29日、海外向け新型大型トラック「S&Eシリーズ」の発売に向け、いすゞグループのUDトラックス(埼玉県上尾市)タイ生産拠点で同シリーズの生産を開始したことを発表した。

▲S&Eシリーズの6×4 トラクタ(出所:いすゞ自動車)

同シリーズは、従来のC&Eシリーズの後継モデルとして、ASEAN(東南アジア諸国連合)・中東・中南米の国々を中心に、今後展開地域を拡大しながら順次発売する。いすゞとUDトラックスは昨年から商品の相互補完を拡充しており、今後も両社のシナジー創出を加速させていくとしている。

S&Eシリーズは、車両総重量(GVW)25‐41トン、連結車両総重量(GCW)36‐80トンの大型トラックで、単車系とトラクター(けん引車)を設定。従来のC&EシリーズにはなかったGCW60トン超クラスをラインアップに加えるとともに、ハブリダクション採用モデルでは悪路走破性を向上。自動変速機(AMT)搭載モデルについては、従来の数か国から、全仕向け地へと展開エリアの拡充を図る。

いすゞグループは、ことし4月に発表した中期経営計画で公表したとおり、2028年度にボルボ・グループの技術も活用して大型トラックの共通プラットフォームを開発するとともに、30年度には商用車事業で全世界45万台以上の販売台数目標を掲げている。このうち、いすゞ・UDトラックスの協業によるグループ販売連携台数は国内で計2万3000台、海外で1万1000台を目指しているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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