拠点・施設伊藤忠丸紅鉄鋼は2日、米国会社(MISA)傘下の鋼材加工センター3社を統合し、新会社MISAメタル・プロセッシング社(MMP)を設立したと発表した。
新会社はMISAメタル・プロセッシング・オブ・ケンタッキー社、MISAメタル・プロセッシング・オブ・テネシー社、MISAメタル・ブランキング社の3社を統合し、テネシー州ポートランドに本社を置く。
今後も三工場体制を維持してブランキング(2基)、スリッター(4基)のラインを保有。加工能力は年71万トンとなり、米国南部の自動車産業を中心に増加する需要を取り込む。
統合は、伊藤忠丸紅鉄鋼が米国で進めている事業強化・効率化の一環で、先の建材事業強化に加えて鋼材加工センターの再編・統合を実行することにより「復調の兆しが見えつつある米国経済の今後を見据えた収益基盤のさらなる強化を図る」としている。