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日本製鉄グループ4社が事業再編

2024年8月6日 (火)

財務・人事日本製鉄は1日、日鉄建材、日鉄鋼管、日鉄めっき鋼管と共同で、国内電縫鋼管事業の再編に関する基本合意を発表した。この再編は、国内鋼材需要の低迷や労働力不足、自動車の電動化などの外部環境の変化に対応するためのもの。

具体的には、日鉄鋼管の建材管事業を日鉄建材に、メカニカル鋼管事業を日本製鉄に集約し、さらに生産構造の最適化を図る。拠点閉鎖やライン休止、製造品種の変更も行われ、2025年4月1日から段階的に実施される予定である。

再編後も各社は競争力強化を目指し、顧客対応力やサプライチェーンの強化、新たな需要への対応を進める方針だ。これにより、持続的な成長を目指す。

再編の主要な内容は、日鉄鋼管の尼崎製造所の閉鎖と一部製造設備の他拠点への移管、日鉄めっき鋼管の蒲郡工場と下妻工場の建材管専用化、日鉄建材仙台製造所での建材管用丸管の生産追加などである。製造販売の再編は2025年4月から着手され、2028年までに完了する見込み。

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LOGISTICS TODAY編集部
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