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豊田通商、南アフリカに自動車プレス部品合弁会社

2024年8月26日 (月)

▲建設中の工場(出所:豊田通商)

M&A豊田通商のグループ会社である豊田通商アフリカ(TTAF)は26日、オギハラタイランド(OTC)と南アフリカトヨタ(TSAM)向けに自動車用プレス部品を製造する、オギハラ南アフリカ(OSA)を設立したことを発表した。

アフリカ最大の自動車生産国である南アフリカは、失業率の高さが社会的な問題となっていることから、2035年までに自動車生産部品の現地調達比率を現在の39%から60%まで高めることや、自動車産業関連の雇用者を現在の2倍に当たる24万人にすることなどが、同国の自動車産業政策(SAAM)に定められている。

こうした政府の方針を受け、トヨタ自動車の南アフリカにおける自動車生産拠点であるTSAMでは部品の現地調達比率の向上を目指しており、同国で長きにわたりTSAMの生産を支えるビジネスを行っているTTAFと、世界各国でプレス部品製造を行うOTCは今回、合弁会社を設立し、TSAM向けプレス部品を同国内で製造することとした。

現在、南アフリカのダーバン市で工場の建設を進めており、2026年1月からプレス部品の製造を開始する予定。その後は、現地でのプレス部品の生産比率を段階的に高めていき、最終的にはOSAでの完全現地生産を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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