拠点・施設CBRE(シービーアールイー)は29日、埼玉県上尾市の物流施設投資開発プロジェクト「Landcube上尾」で、開発用地の売買から施設開発、リーシング、施設管理、施設売却までをワンストップでサポートしたと発表した。
同社は施設の敷地となったゴルフ練習場の土地2万1391平方メートルを物流用地として開発するため、売り主から用地売却の仲介業務を受託。開発計画に伴う調査を実施したところ、開発には道路拡幅のための住宅の移転、大型車両出入り確保のためのガードレール撤去、老朽化した橋の新設などさまざまな作業が必要となることが明らかになり、通常の開発案件と比較して難易度が高いと想定された。
そのため、売却候補先の選定では、開発事業への知見が深く、実績が豊富なアセットマネージャー(社名非開示)との相対取引による土地の売買契約を締結するに至ったとしている。
2021年6月からはリーシングを開始、22年11月に施設が完成した際に施設管理も開始した。その結果、施設完成の約年前には貸床面積の半分の契約が決定、完成から半年後の23年6月までに全テナントが埋まり、満室稼働となった。
同社はその後、施設売却の依頼を受け、生命保険会社(社名非開示)への売却仲介業務を担当。開発用地の売買から完成施設の売却まで、全行程をワンストップでサポートし、開発プロジェクトを成功に導いたという。
所在地:埼玉県上尾市領家61‐1
敷地面積:2万1392平方メートル
延床面積:3万7128平方メートル
構造・規模:鉄骨造、地上4階建て
完成:2022年8月
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