M&A日硝実業(大阪市淀川区)は4日、米国シカゴに本社を置く世界最大のハイブリッドパッケージングサプライヤーであるベルリン・パッケージングとの100%資本提携を発表した。これにより、日硝実業はベルリングループの傘下となり、グローバルなパッケージソリューションの提供体制を強化する。
日硝実業は1965年に大阪で創業し、食品・飲料、化粧雑貨、ヘルスケアなどの分野で高品質な包装ソリューションを提供してきた。ベルリングループとの提携により、これまで培ってきた日本品質のパッケージ製品を、世界市場に供給する。特に、北米、欧州・中東・アフリカ(EMEA)、アジア太平洋(APAC)各地域におけるベルリンのチームを通じて、専門性の高いパッケージ知識とソリューションを提供する。
ベルリン・パッケージングは1898年にシカゴで創業し、ガラス、プラスチック、金属製の容器や蓋を供給する世界最大のパッケージングサプライヤー。包装デザイン、物流サービス、持続可能なソリューションなどを多様な業界に提供し、顧客の利益向上を図っている。
日硝実業は今後、ベルリングループの強力な組織力を基盤に、製品ソーシングや倉庫管理、物流サービスなど包括的なソリューションを顧客に提供していく。特に、持続可能なパッケージ製品の提供やブランディング支援、グラフィックおよび構造設計ソリューションなど、製品と価格を超えた付加価値の提供に力を入れていく。
本提携によって、日硝実業の活動拠点は北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域に広がり、合計で100か所以上におよぶ。
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