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【決算】アートコーポレーション、受注単価が下落

2010年11月12日 (金)

財務・人事【平成22年9月期連結業績】
社名:アートコーポレーション
売上高:671.1億円(1.3%減)
営業利益:29.0億円(2.2%減)
経常利益:28.5億円(0.7%増)
四半期純利益:12.7億円(2.0%増)

 

引越各社が厳しい価格競争を続ける中、「エコ楽ボックス」シリーズの積極的な投入など新商品・新サービスの開発に努め、シェアアップに取り組んだ結果、強みの法人部門で取扱件数が前年実績並みを「ほぼ維持」した。

 

また、賃貸仲介会社から効果的に受注獲得を行う目的で新たに賃貸営業部を設置し、好調な郵便局からの引越取次紹介なども合わせて大幅に拡大。法人部門全体の取扱件数は前年を大幅に上回る結果となった。

 

個人部門の取扱件数は、インターネット経由の受注が拡大し、減少傾向にあったネット経由以外の取扱いも前年を上回り、全体として前年実績を上回る結果となった。

 

これらの取り組みで、シェアアップによる取扱件数の拡大は実現できたものの、受注平均単価が「想定以上の下落」となったため、売上高は3.4%の減収、営業利益も16.5%の減益となった。