サービス・商品国際海運を手がけるエーアイテイー(AIT)はこのほど、同社のフォワーディング情報クラウド可視化サービス「カーゴ・インフォメーション・サービス」(CIS)を外航船の航行情報を扱う外部サービスと連携させ、目的港への入港予定日を独自に予測するサービスを開始したと発表した。
CISは貨物船に積み込まれた荷物の状況をリアルタイムで確認できるクラウドサービス。今回の新サービスでは、外航船の航行情報を専門に取り扱う外部サービスと、CISのシステムを連携。衛星技術などを使って把握した貨物船の位置情報を基に、航行情報の確度を向上させるとともにリアルタイムの情報を表示できるようにした。また、AIが各国地域のターミナル情報や気象データを加味して、貨物船の入港予定日を独自に予測する。
対象となるのは、バングラデシュ・カンボジア・ミャンマーの各港を出発した、東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・門司・博多の各港を目的地とする貨物船で、EVERGREEN・INTERASIA・ONE・OOCL・SITC・WANHAIの6社となっている。
一部サービスの対象外となる便もあるが、今後、対象航路を拡大していく。
同社はCISのさらなる機能拡張を計画しており、チャット機能の利便性向上や、動静遅延を含む各種アラート情報の自動通知機能の追加などを検討している。
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