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山九、三重・菰野に危険物倉庫4棟を新設

2024年10月9日 (水)

拠点・施設山九は1日、三重県菰野町に新危険物倉庫「北勢第3物流センター」を開設したと発表した。

新センターは1000平方メートルの危険物倉庫4棟で構成されており、消防法に基づく危険物第4類の貨物に対応。同社が保有する同地域での危険物倉庫群は計12棟、敷地面積は4万平方メートルに達することとなる。

▲北勢第3物流センター(出所:山九)

今回開設されたセンターでは、リチウムイオンバッテリーや医療・半導体関連の高機能製品を主に取り扱う予定で、毒劇物、保税蔵置場の許可も今後取得する予定だ。また、既存施設では危険品の流通加工機能も提供しており、新設された施設と連携して、さらなるサービス向上を図る。

山九は昨年5月、大阪に関西最大級の危険物倉庫を開設し、ことしは兵庫・姫路でも拡張を行っている。今回の三重での新設により、同社は全国13か所で合計2万7800平方メートルの危険物倉庫を運営する体制を整えた。近年、危険物倉庫の需要は高まり続けているが、供給不足が課題となっており、同社は新たな施設がサプライチェーンの強化に貢献すると見込んでいる。

「北勢第3物流センター」概要
所在地:三重県菰野町永井字北西川原3080-17
敷地面積:1万879平方メートル
倉庫面積:4000平方メートル(1000平方メートル×4棟)
開設時期:2024年10月1日
対応危険物:消防法第4類 毒劇物(予定)
アクセス:東名阪自動車道・四日市東インターチェンジ(IC)から10キロ、第二名神・菰野ICから7キロ

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LOGISTICS TODAY編集部
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