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矢野研、自動車用フィルム・シート市場に関する調査を実施

2024年10月24日 (木)

調査・データ矢野経済研究所(東京都中野区)は24日、 国内の自動車用フィルム・シート市場の動向を調査した結果を公表した。

23年の自動車用フィルム・シートの市場規模(国内メーカー出荷数量ベース、輸出分含む)は前年比106.1%の1億9494万平方メートルだった。

内訳は、内装用加飾フィルムが1553.5万平方メートル(前年比100.5%)、外装用加飾フィルムが475万平方メートル(同102.4%)、ウィンドウフィルムは329万平方メートル(同101.9%)、合わせガラス用中間膜は1億6910万平方メートル(同106.8%)、車載ディスプレイカバーパネル向け樹脂シートは69万平方メートル(同95.8%)、車載ディスプレイカバーパネル向け反射防止フィルムが157.5万平方メートル(同115.6%)。

ここ数年、車載ディスプレイの自動車1台あたり搭載数の増加や、車載ディスプレイの大面積化、樹脂製からガラス製のカバーパネルへの切り替え進展を背景に、視認性を確保するための車載ディスプレイ用カバーパネル向け反射防止フィルムは高成長が続いている。また、内装用加飾フィルムの内、電装部品向けのインサート成形用フィルムは、コックピット周辺に搭載される車載ディスプレイの大型化や、複数の機能を統合したIntegrated Display(機能統合型ディスプレイ)の搭載など、自動車の電装化進展に伴うニーズを取り込んだことで、市場規模は年率6-9%程度の成長率で推移している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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