財務・人事仮設機材の販売などを手掛けるアルインコ(大阪市中央区)は29日、機関投資家・アナリスト向けの2025年3月期第2四半期決算説明会を開き、物流倉庫向けラックなどの販売が好調で、売上高が308億2200万円と昨年同期に比べ15億9100万円(5.4%)増えたと発表した。営業利益は、原価償却の見直しや円安の進行、原材料価格の高止まりによって13億1300万円と同5300万円(3.9%)のマイナスで、増収減益となった。最終利益も10億2900万円と同4億3800万円(29.9%)の減となった。
主力の建設機材関連は、物流倉庫向けラックなどの販売が前年同期比で8億5000万円増加し、仮設機材販売も7億8000万円増えるなど好調で、全体で124億9500万円と昨年同期比で15.1%増えた。利益も13億2800万円で前年より500万円(0.4%)伸びた。
一方、電子機器の分野では、子会社の東電子工業でアミューズメント向けの受注が一段落したため、売上高が24億400万円と昨年同期に比べ1割の減。3億2500万円の損失となった。
来年3月までの通期の見通しについては、売上高610億円、営業利益32億円、最終利益21億円とする予想を据え置いた。
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