兵機海運、大和工業Gと資本業務提携を協議

M&A兵機海運は10月31日、鉄鋼メーカーの大和工業（姫路市大津区）グループとの間で、資本業務提携の協議を開始したと発表した。大和グループはすでに兵機海運の発行済株式の0.84％を保有しており、今後は国内の海上物流の発展を目指して兵機海運を戦略的パートナーと位置付ける方針だ。

大和グループは兵機海運の海上輸送ネットワークを活用することで、物流効率や原材料調達の安定化、出荷業務の強化を図る計画だ。兵機海運も業容拡大を目指し、提携を通じて成長機会を追求する。

両社は大和グループの主原料となる鉄スクラップの安定供給を確保するため、全国的な調達網を構築することに加え、人材確保や設備効率の向上も図る。また、協業体制を強固なものにするべく、資本提携の強化も検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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