拠点・施設関通は1日、同社の物流センターで10月に2件の火災が発生したと発表した。火災は大阪府門真市の門真通販物流センターと、兵庫県尼崎市のEC通販物流センターで起きたが、いずれも人的被害はなく、業績やセンター運営への影響も軽微であると説明している。
最初の火災は10月5日午前0時20分ごろ、門真通販物流センターで発生し、同月7日午前11時55分に鎮火した。この火災により施設には物的被害が発生したものの、消防当局および外部専門機関と連携し、適切な対応を行った結果、周囲への延焼は避けられた。また、同センターの事業継続に大きな支障はなく、業績への影響も家賃収入の一部に限られると見込んでいる。
2件目の火災は10月19日午前2時14分ごろ、尼崎市のEC通販物流センターで発生し、約1時間後に鎮火した。こちらも人的被害はなかったが、施設の一部が損傷した。ただし、損害保険の適用により被害は最小限にとどまる見込みであり、事業運営に支障はないと発表している。
関通は再発防止策として、全倉庫の防火体制と監視システムの見直しを実施する方針を明らかにしており、今後も安全管理の強化に取り組む姿勢を示している。
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