調査・データNTTロジスコ(東京都中央区)は11日、同社のソリューションを導入したケアマックスコーポレーション(高知県高知市)の事例を紹介した。
ケアマックスコーポレーションでは、物流センター間の在庫の貸し借りが発生することで配送費や作業費が増加していたが、NTTロジスコの提案した在庫管理ソリューションの導入により、この課題を解消。新たなシステムは、複数の物流センターでの在庫調整を行うことで需要予測の精度を大きく向上させ、欠品時の他倉庫からの出荷を大幅に減少させた。また、需要特性に基づく安全在庫の自動設定や欠品アラート機能により、属人化が解消され、新人スタッフでも効率的に受発注業務を担当できるようになった。
欠品アイテム数を27%削減し、他物流センターからの出荷数量を65%削減する成果が確認された。同社はNTTロジスコと定期的な分析会を実施し、さらなる改善と新しい在庫管理スタイルの実現に向けた取り組みを続けている。
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