長野の廃校にドローンスクール開校、むげんのそら

産業・一般ドローンスクールの運営を手がける、むげんのそら（旧・北陸の空、福井県鯖江市）は18日、長野県飯綱町の廃校を利用したドローンスクールを2026年1月に開校すると発表した。同社は廃校を利用したドローンスクールを全国で開設しており、今回が13か所目となる。

新設されるのは、旧・牟礼西小学校をリノベーションした複合施設「いいづなコネクトWEST」を拠点とする「ドローンキャンパス 長野の空」。ドローンの講習機関として国に登録を済ませており、スクールの講習を修了すると、国家試験で実地試験が免除される。開校は1月21日で、同日からさっそく、ドローン国家資格の二等無人航空機操縦士基本コース（1泊2日合宿型）を開始する。

▲いいづなコネクトWEST（出所：むげんの空）

スクールは新潟県上越市内から車で50分、長野県内の松本方面からも上信越自動車道・信州中野インターチェンジ経由でアクセスしやすい。また、新幹線のJR長野駅では無料送迎も行う。北信越エリアだけでなく、北関東方面からの受講生も広く受け入れるとしている。現在はスクールの受講者のほか、インスタクターを募集している。

同社は「中山間地域が多い長野県では、物流や農林業、インフラ点検など多岐にわたる分野でドローンの活躍が期待されている。地域に根差したスクール運営を通じて、未来の地域産業を支える人材を輩出していく」としている。

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