国際鉄道大手ユニオン・パシフィック(UP、米国)とノーフォーク・サザン(NS、同)は19日、両社の合併に向けた申請書を米運輸当局のSTB(地上交通委員会)に正式に提出した。
申請書は約7000ページに及び、東西を分断してきた鉄道網を単一路線で結ぶことで、既存の乗り継ぎ輸送を1万レーンで単一路線化できると説明している。これにより、貨車やコンテナの積み替え作業は1日あたり2400回削減され、輸送距離も6万車両マイル短縮される見通しだ。長距離トラック輸送との競争力を高め、年間200万台分の貨物を鉄道へ転換できるとしている。
雇用面では、合併時点での組合員雇用を維持する方針を改めて強調。IBB(国際ボイラー製造者同胞団)やNCFO(全米消防油田労働者会議)などとの雇用保障協定に加え、需要拡大に伴い3年以内に900人の純増を見込む。投資面では、統合に伴う追加設備投資として21億ドルを計画し、効率化による資本シナジー効果も年間1億3300万ドルを見込んでいる。
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