荷主豊田自動織機は22日、国内向け産業車両の価格を2026年3月16日から改定すると発表した。原材料費の高止まりや人件費の上昇が続くなか、仕入れ部品への価格転嫁が進んでおり、継続的な原価低減努力を行ってきたものの、吸収が困難と判断した。
改定率はフォークリフトが10-15%、ショベルローダーや搬送機器、けん引車などその他の産業車両が5-20%。代表機種では、ディーゼル式フォークリフト「GENEO」(2.5トン)が56万円増の611万9000円、4輪電動の小型機「プチランナー」(0.9トン)が40万円増の302万9000円となる。電動フォークリフト各種もおおむね10%の値上げとなる。
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