調査・データ日本電気(NEC)は12日、自律調整SCMコンソーシアムとともに、NECグループ会社の調達関連システムに自動交渉AI(人工知能)を連携させ、サプライヤからの部品購買業務における納期調整を自動化する検証を9月・10月に実施したと発表した。
検証の結果、NECグループの調達担当者が実施していた業務をAIが行うことで、従来は数時間から数日要していた調整業務時間を数分単位に短縮し、適用範囲を拡大しても業務効率を大幅に向上できることを確認した。
具体的には、購買側(NECグループ会社側)に導入した自動交渉AIが、部品の在庫状況や生産計画情報などを活用して、チャットボットを介して販売側の担当者(人)と納期調整を行った。NECグループ会社の実ラインで稼働しているシステムと連携して、納期変更が必要となった購買発注について納期調整を行い、変更された納期で処理できることを確認した。
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