拠点・施設三菱電機は20日、100億円を投資してパワーデバイス製作所福岡地区にパワー半導体のモジュール組み立てや検査工程を担う新工場棟を建設すると発表した。稼働開始は2026年10月を予定している。
新工場棟の建設により、敷地内にあるモジュール組立・検査工程の製造ラインの一部を集約する。部材受入から製造、出荷までの生産工程を効率化する。進捗管理や自動搬送する生産管理ツールの導入で、生産性の向上を図る。製品開発力を向上すべく、設計・開発・生産技術検証から製造までの一貫した体制を強化する。
近年、脱炭素社会のキーデバイスとして、電力を効率よく変換するパワー半導体の需要が拡大している。インバーターの小型・軽量化や設計簡素化に貢献するパワー半導体モジュールは電気自動車、民生機器、産業用機器、再生可能エネルギー機器、電鉄などの分野で活用し、市場拡大を予測している。
同社は今後拡大を見込むパワー半導体の需要に対して、市場ニーズに応じて製品を迅速かつ安定的に供給する。各分野のパワーエレクトロニクス機器の省エネ化を加速させ、GX(Green Transformation)に貢献してくという。いきます。
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