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米デュポン、台湾の生産拠点を拡大

2013年6月19日 (水)

荷主米国デュポン社(デラウエア州ウィルミントン)は19日、エレクトロニクス&コミュニケーション事業部の回路・パッケージ事業が急成長している発光ダイオード(LED)照明市場に対応するため、「デュポンクーラム放熱基板材料」の生産、供給量を7倍超に拡大した、と発表した。

デュポンクーラム放熱基板材料は、LED照明の放熱効果があり、LEDメーカーのLED電球の耐用年数、信頼性、品質の向上に寄与する。

LED照明市場は世界規模でみると、2012年におよそ80%拡大(前年比)し、13年はさらに50%の拡大が予測されている。ペンシルベニア州トワンダの製造拠点でクーラムの生産を開始したデュポンは、今回の需要増に対応するため、台湾・新竹市にある同社の最新鋭工場の生産能力を拡大した。