メディカル日本航空(JAL)やKDDI、JR東日本など6社は共同で、ドローンを活用した医薬品配送のビジネスモデル実現に向けた実証実験を実施したと発表した。この取り組みは、東京都の「ドローン物流サービスの社会実装促進プロジェクト」に基づき、10月21日から11月7日にかけて、東京都檜原村で行われた。
実証実験では、診療所と特別養護老人ホームを結ぶ2.4キロの飛行ルートで、稀用医薬品をドローンで輸送。複数のドローンを一人の操縦者が同時に運航する「レベル3.5飛行」と、完全自律型の「レベル4飛行」が行われた。運航は、千代田区のKDDIスマートドローンのオフィス内に設置された運航管理室から遠隔で実施され、効率的かつ安全な配送体制が確認された。
今回の実証により、人口密集地である都市部でのサービス実装に向けた稀用医薬品の管理体制に加え、JALが航空運航で培った「CRM」(Crew Resource Management)訓練をドローン配送に導入することによる、オペレーションの安全性を検証した。
実証に参加したのは、JALとKDDI、JR東日本のほか、ウェザーニューズ、KDDいスマートドローン(東京都千代田区)、メディセオ(中央区)の6社。
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