行政・団体北海道運輸局は28日、トラック・物流Gメンの集中監視月間にあわせて、トラック協会が新たに設けた「Gメン調査員」とトラック・物流Gメンによる合同調査を実施すると発表した。
調査は12月2日、苫小牧市で実施。午前中、苫小牧トラックステーションで、トラックドライバーから話を聞いて、運賃や料金を不当に据え置いたり、違法な運行を要求したりする悪質な荷主や元請け業者に関する情報を収集する。午後からは、倉庫業者の苫小牧埠頭(同市晴海町)から聞き取りを行う予定。
同省はトラックドライバーの労働環境を改善し、人手不足の解消につなげるため、2023年にトラックGメンを発足させ、悪質な荷主や元請け事業者への監視体制を強化。これまで1000件以上の是正指導をしてきた。
今月からはさらに体制を強化するため、「トラック・物流Gメン」へと改組し、要員も増やしたほか、各都道府県のトラック協会が新たに設ける「Gメン調査員」166人を加えた態勢で監視に当たることにした。
また、11月と12月を集中監視月間とし、荷主や元請け事業者に関する情報収集にあたるほか、法令順守や適正取引への協力要請を行っている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com