ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中部運輸局、荷主元請けへの集中監視「要請」1件

2025年2月10日 (月)

行政・団体中部運輸局は10日、トラック・物流Gメンによる「集中監視月間」(昨年11月、12月)の期間中、違反原因行為が続いている悪質な荷主企業1社に対し改善の「要請」を行ったと発表した。要請後も改善が行われなかった場合、「勧告」による社名公表などもある。

国土交通省は長時間の荷待ちや、契約にない業務を強いるなどの行為で、ドライバーの負担が過大にならないよう、荷主や元請け運送事業者に対する集中監視を実施。トラック・物流Gメンが、荷主や元請け事業者と運送事業者の間で適正な取り引きが行われているか、倉庫事業者や関係団体にヒアリングを行ったほか、ドライバーから直接話を聞くなどして情報を収集した。その結果、適正な取り引きを阻害する悪質な行為が認められた荷主、元請事業者などに対して「働きかけ」や「要請」を行った。

働きかけを受けた事業者の内訳は、荷主26件、元請事業者2件、その他2件で、同省は早急な是正を促した。過去に「働きかけ」を受けたのにもかかわらず、依然として改善されていなかった荷主1社に対しては、業務内容の改善の「要請」を行った。

同運輸局では「働きかけ」や「要請」の対象となった企業に対し、今後も調査やアドバイスなどを行い、改善が図られない場合、法的措置を含めて厳正に対処する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com