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センコー、韓国・釜山新港に物流拠点を開設

2013年7月11日 (木)

ロジスティクスセンコーは11日、国際物流事業を強化する取り組みの一環として、韓国・釜山新港隣接地の「熊東(ウンドン)物流団地」で2014年1月に物流センターを開設する、と発表した。

釜山新港で物流業務を開始するため、同社は韓国の現地企業2社と合弁会社「コ・センコー・ロジスティクス社」を設立。10日に創業式典を開催した。

センコーは4月からスタートさせた、中期経営4か年計画で、国際物流事業の強化と海外物流拠点の拡大に取り組んでおり、その一環としてアジアのハブ港としての機能を高めている釜山新港に物流センターを開設し、韓国国内、日韓間、中国など東アジアの物流サービスを強化する、としている。

釜山新港、釜山港は、アジア経済の発展により、世界5位のコンテナ取扱量となっており、今後もアジアの貨物が集積が進むとみられている。

また、熊東物流団地は、自由貿易地域(FTZ)の指定による税制優遇策や破格の賃料設定など、物流センター事業を展開する上で優位性が高いことから、初めて韓国に物流センターを開設することにした。

合弁会社はFTZの利点を生かし、アジア各国から釜山港に集積された部品や半製品を物流センターで加工し、第三国へ輸出するサービスのほか、日本から加工品を運び、作業終了後に日本に戻すなどの保管・加工、港湾荷役、韓国国内向け配送などを展開する。

■合弁会社の概要
会社名:KO-SENKO Logistics CO.LTD
設立:2012年12月12日
所在地:韓国釜山広域市
資本金:40億ウォン(3.2億円)
出資比率:センコー35%、韓国港湾物流51%、興和14%
営業開始:2014年1月