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ヤマダ電機、需要拡大にらみ3Dプリンター販売提携

2013年7月18日 (木)

産業・一般ヤマダ電機は18日、JBCCホールディングスの事業会社でディストリビューション事業を担うイグアス(東京都大田区)との間で、3Dプリンター販売分野で業務提携を行ったと発表した。

ヤマダ電機は、スリーディー・システムズ・ジャパンの技術協力を得て、8月上旬から米国スリーディー・システムズ社製の3Dプリンターを店舗で販売するとともに、法人向けも取り扱う。

3Dプリンターはこれまで、製造業などの一部の企業ユーザーだけが利用していたが、一般ユーザーにも手に届く製品へと市場の広がりをみせており、2021年の世界市場規模が12年比で5倍の108億ドル(1兆900億円)に達するみられることから、今後、急速に需要が高まると判断した。

今回の提携により、ヤマダ電機は個人向けからプロフェッショナル向けの3Dプリンターまで、幅広いラインナップで販売する。

イグアスは、米国スリーディー・システムズ社の販売代理店として3Dプリンターをヤマダ電機に供給するとともに、グループ会社のJBサービスで保守サービスを提供。ヤマダ電機では「今後、3社の協業で、国内での3Dプリンター市場の拡大を図る」としている。