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グリーン物流、大臣表彰に越野運送・ヤギ、シャープ・トナミ

2010年12月2日 (木)

行政・団体国土交通省と経済産業省は1日、物流分野で「地球温暖化対策に顕著な功績のあった取組みを行った事業者」に対する優良事業者表彰の受賞者を決めた。国土交通大臣賞は越野運送とヤギ、経済産業大臣賞にはシャープとトナミ運輸が選ばれた。

 

国交大臣賞の越野運送とヤギは、ミルクランやモーダルシフトによる輸送効率の大幅な改善や天然ガス自動車の導入による取り組みが、経産大臣賞のシャープとトナミ運輸は、携帯電話配送で鉄道へのモーダルシフト・2段ラック採用によるCO2削減の取り組みが評価された。

 

国土交通省大臣官房技術総括審議官表彰は日立物流、日立アプライアンスが「20フィート、40フィート海上コンテナ共用シャーシ導入を核に創意工夫を凝らし、中距離の鉄道モーダルシフトを拡充した」として受賞を決めた。経済産業省商務流通審議官表彰には、パナソニック、パナソニックロジスティクス、タカラトミー、タカラトミーロジスティクス、エコトラックが選出された。

 

表彰式は10日、東京都千代田区の科学技術館サイエンスホールで開催する「第9回グリーン物流パートナーシップ会議」の場で行う。定員は先着350人で、参加無料。

 

■第9回グリーン物流パートナーシップ会議の開催概要
日時:12月10日(金)13:30-16:00(開場:13:00)
会場:科学技術館サイエンスホール(東京都千代田区北の丸公園2番1号)
内容:優良事業者表彰、基調講演(村田佳壽子氏「エコ・エコノミーの時代-消費者が求める物流-」)、パネルディスカッション「消費者と変える物流-更なる環境負荷低減に向けて-」