ゼロ、前6月期決算、家電輸送低迷で営業益3割減

ロジスティクス［ゼロ］2013年6月期連結決算（単位：百万円）

主力の自動車輸送部門で、日産自動車向け新車輸送業務の売上は減少したものの、中古車輸送を伸ばし、部門売上高は4.7％増えた。一般貨物部門は、家電業界や石炭荷役需要の低迷により、7.9％の売上減、利益も44.4％減少した。

自動車輸送部門で、中継輸送回数の削減による輸送品質の向上、納期の短縮、輸送コスト削減を掲げ、自社輸送機材の稼働率を高めて外注コストを減らす取り組みを実施。

一般貨物部門では、収益構造を高める取り組みとして、事業の「徹底的な見直し」を行い、不採算事業からの撤退や事業所の統廃合を進めた。

これらの取り組みを背景に、今期は売上高620億円（3.2％増）、営業利益22億円（37.5％増）、最終利益9億円（25.6％増）を見込む。