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ゼロ 前6月期決算、日産向け輸送減も利益率改善

2015年8月7日 (金)

ロジスティクスゼロが7日発表した前6月期連結決算は、主要取引先の日産自動車の新車販売台数が減少したことで日産関連の輸送売上が減少したものの、新たな輸送需要を獲得し、売上高が14.2%増、営業利益が28.3%増となった。売上高営業利益率は前の期の4.2%から4.7%へと改善した。

日産向け自動車輸送が減少するなか、輸送手段・中継回数・経路の改善活動を継続し、労務管理を強化したことで部門利益が26.1%増加した。

今期は国内で厳しい環境が続くものの、ASEAN諸国で自動車ビジネスの拡大を図り、売上高764億円(前期比1.1%減)、営業利益38億5000万円(5.1%増)、純利益23億円(22.4%増)を見込む。

[ゼロ]2015年6月期連結決算(単位:百万円)

 2015年6月期2014年6月期増減 
売上高
77,24767,63014.2%
営業利益
3,6622,85328.3%
経常利益
3,7722,93728.4%
当期純利益
1,8781,51024.4%