NXHD、独サイモン・へーグルの子会社化が完了

▲左から創業家のDieter Hegele氏とNXHDの堀切社長（出所：NIPPON EXPRESSホールディングス）

M&ANIPPON EXPRESS（NX）ホールディングスは5日、ヘルスケア産業向け物流事業を展開する独サイモン・へーグルの全株式を3日に取得し、子会社化の手続きを完了したと発表した。

ドイツ南西部のカールスルーエに本社を置くサイモン・へーグルは1920年に設立され、ヘルスケア産業を中心に、欧米などでコントラクト・ロジスティクス事業を展開している。大型の精密医療機器などの保管、配送、設置などを主力とし、産業特有のニーズに応えることで強固な顧客基盤を構築してきた。2023年12月期の連結売上高は3億1800万ユーロ（509億3800万円)、連結EBIT （利払い・税引き前利益）は370万ユーロ（5億9300万円）だった。

NXグループは、経営計画でヘルスケア産業を重点ターゲットと位置付けており、同社の子会社化で、海外事業のさらなる拡大を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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