調査・データトランクルーム大手のキュラーズは18日、この1年で引っ越しをした人や引っ越しを予定している人の5割以上が引っ越し料金の高騰を実感したり不安に感じていたりしているなどとする調査結果を公表した。「引っ越し業者の手配に時間がかかる」といった回答も多く、同社は今年の春も「引っ越し難民」が問題となりそうだとしている。
調査は、1年以内に引っ越しをしたか、1年以内に引っ越しする予定の東京都在住の20代から50代の男女を対象に実施。442人から回答があった。
引っ越し時に感じたことや、引っ越しでの不安を尋ねたところ、どちらも「引っ越し料金の高騰」が最も多く、経験者の51.1%、予定者の66.1%を占めた。このほか、「依頼を断られた」「引っ越し業者の手配に時間がかかる」も多く、料金や引っ越し業者の確保に不満や不安を抱いていることがわかった。
また、引っ越しの理由については、経験者は「住宅環境への不満」が44.3%とトップで、予定者は「住宅設備への不満」が36.2%で最も多かった。
引っ越しを予定している人の中で「住宅設備に不満」と回答した人たちに対し、具体的な不満の内容を複数回答で尋ねたところ、「部屋の狭さ」が66.2%で最も多く、次いで「収納の狭さ」の63.7%だった。
引越しの経験者に対し、引っ越し時にトランクルームを利用したか尋ねたところ、9.8%が「引っ越し時にトランクルームを利用し一時的に荷物を保管していた」と回答。「引っ越しを機にトランクルームを利用し始め、現在も使っている」との回答も23.5%を占めた。
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