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日軽エムシーアルミ、メキシコに合弁会社

2013年9月18日 (水)

拠点・施設日本軽金属ホールディングスは18日、傘下の日軽エムシーアルミがメキシコにアルミニウム合金の合弁会社を設立すると発表した。

米国カリフォルニア州のアルミニウム合金メーカー「TST社」と共同で、メキシコにアルミニウム合金の製造・販売会社を設立、事業を運営していくことに合意したもので、新工場の建設に着手した。

同国では自動車産業の発展とともに、アルミニウム合金市場が急成長しており、日軽エムシーアルミは同国史上への参入を慎重に検討。合弁事業により、既存の米国拠点に加えてメキシコ拠点を持つことができる一方で、メキシコで豊富な事業経験を持つTSTも日系顧客への拡販が可能となることから「双方にメリットが大きい」と判断した。

日軽エムシーアルミはこの合弁事業を足がかりとしてメキシコのアルミニウム合金市場に参入し、「成長機会を捉えながら、顧客の工場進出時の開発合金ニーズにも対応していく」方針。

■合弁会社の概要
商号:T.S.T. NIKKEI METALES S.de R.L. de C.V.
資本金:500万米ドル(5億円)
出資比率:NMA45%、TST55%
設立年月:2013年9月
所在地:メキシコアグアスカリエンテス州
生産販売品目:アルミニウム合金
生産能力:30千トン/年
設備投資金額:1200万米ドル(12億円)
敷地面積:3万平方メートル
生産販売開始時期:2014年4月