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日本軽金属、インドにアルミ合金の合弁会社を設立

2012年7月26日 (木)

拠点・施設日本軽金属は26日、55%を出資する子会社の日軽エムシーアルミが、インド最大手のアルミニウム合金メーカー「センチュリー・メタル・リサイクリング社」と共同で、インド北部にアルミニウム合金の製造・販売会社を設立すると発表した。

 

自動車産業の伸長に伴ってアルミニウム合金市場が急成長していることから、日軽エムシーアルミはインド市場への参入を検討していた。

 

合弁事業によって日軽エムシーアルミはインド拠点を持つとともに、センチュリー・メタル・リサイクリング社も日系顧客の開拓が可能となることから「双方にとってメリットが大きい」と判断した。

 

日軽エムシーアルミは合弁事業を足がかりとしてインドのアルミニウム合金市場に参入し、顧客の工場進出時の開発合金ニーズにも対応していくとしている。

 

■合弁会社の概要
設立年月:2012年9月
商号:CMR Nikkei India Private Ltd.
資本金:2.5億ルピー(3.8億円)
出資比率:日軽エムシーアルミ26%、センチュリー・メタル・リサイクリング74%
所在地:インドハリヤナ州レワリ県バワル
生産販売品目:アルミニウム合金
生産能力:4万2000トン/年
設備投資金額:約4.7億ルピー(約7億円)
敷地面積:2万平方メートル
生産販売開始時期:2013年10月