産業・一般三和シヤッター工業(東京都板橋区)は25日、手動式防火シャッターの危害防止装置として、外部からの電源供給とバッテリーを不要とした「メカセーフ」を発売する。
防火シャッター用危害防止装置は、防火区画に設置される防火シャッターが火災時に熱や煙を感知して自動で閉鎖する際のはさまれ事故を防止するための装置で、2005年12月の建築基準法改正で設置が義務づけられた。
閉鎖中のシャッター下端部の座板に障害物が接触するとシャッターは一旦停止し、障害物がなくなってから再度閉鎖を始める仕組みで、三和の「メカセーフ」は外部からの電源供給と停電時用バッテリーを備えた危害防止用連動中継器が不要なため、ランニングコストと設置コストを安く抑えることができるという。
シャッター本体を含め、初年度の販売目標として10億円を目指す。
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三和シヤッター工業(お客様相談センター)
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