ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱重工、長崎市で焼却施設の建設・運営を受注

2013年9月24日 (火)

ロジスティクス三菱重工業は24日、グループ会社の三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC、横浜市西区)が、長崎市から一般廃棄物焼却施設の建設・運営を受注したと発表した。

処理能力240t/日(120t×2炉)のストーカ式焼却炉を建設し、15年間にわたって運営を請け負う。施設の建設と運営を合わせた総事業費は128億円で、2016年10月に稼動を開始する。

MHIECが受注したのは「新西工場整備運営事業」で、設計・建設・運営を民間委託するDBO方式により、長崎市神ノ島町に新西工場を建設・運営する。三菱重工の設計施工で1979年から同市内木鉢町で稼働している「西工場」(処理能力400t/日)の老朽化に対応し、代替施設を整備するもの。

施設の建設は、MHIEC、フジタ、西日本菱重興産(長崎市)がJV(共同企業体)を結成して手掛ける。運営事業はMHIEC、MHIECグループの九州重環オペレーション(長崎市)が共同出資で設立した長崎西エコクリエイション(長崎市)が担当する。

このほか、建設・運営に際して長崎市の企業8社が地元密着型グループを結成して参画。地元企業との連携を重視した事業展開を図る。