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三菱重工グループの物流機器統合新会社が営業開始

2017年10月4日 (水)

荷主フォークリフトなど三菱重工グループの物流機器事業を担う2社が1日付で経営統合し、新会社「三菱ロジスネクスト」として営業を開始した。

三菱ロジスネクストはニチユ三菱フォークリフトとその子会社のユニキャリアが経営統合して発足したもので、フォークリフト業界では世界3位、三菱重工グループ企業では2番目の規模となる。

営業開始日の翌2日には、拠点ごとに発足式典を開催。新本社とした旧ニチユ三菱フォークリフト本社(京都府長岡京市)会場には、宮永俊一三菱重工業社長、新会社の御子神隆新社長らが出席した。

御子神社長は「Coolhead(冷静で的確な判断)、Cleanhand(遵法最優先)、Warmheart(思いやりや優しさ)を心掛け、現場、現物、現実の3現主義に基づく企業風土をつくっていきたい」と抱負を述べた。

宮永社長は「フォークリフト事業から物流ソリューション事業へと脱皮を図る皆さんの活動を、三菱重工グループは全面的に支援する」と約束。総合研究所などグループ共通の研究開発基盤や技術力を積極的に活用することで「三菱重工グループをリードする会社になってくれることを期待する」と激励した。