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日航関西エアカーゴシステム
関空エリアで米Cセーフ製コンテナの管理を受託

2013年9月25日 (水)

メディカル日航関西エアカーゴ・システムはこのほど、関西国際空港地区で米国シーセーフ社(米国オハイオ州デートン)の温度管理コンテナの保管・貸出・回収事業を開始した。

シーセーフ社は、米国連邦航空局(FAA)の認証を持つ唯一の温度管理コンテナ製造会社で、日航関西エアカーゴシステムはシーセーフ社とサービスセンター業務の受委託契約を締結した。

シーセーフ社製温度管理コンテナは、温調装置を備え-30°Cから+49°Cの外気温下であっても+4°Cから+25°Cの設定温度(±2°C)を100時間保持できるRKNコンテナタイプの「Acu Temp RKN」と、新しく導入された+2°Cから+30°Cの温度設定が可能で、130Lの容量を持つばら積み対応の「Acu Temp SVS」の2機種がある。

米国製でありながら日本の通常電源(100V)コンセントで充電でき、扱いやすい操作盤で温度設定や管理データを容易にダウンロードできる特徴がある。

日航関西エアカーゴシステムは、伊丹時代から38年にわたって培ったノウハウと実績をベースに、関西空港最大の定温・保冷スペース(765m²)を持つ「KIXクールチェーン」の上屋会社として、緻密化する医薬、バイオ関連貨物などのクールチェーン輸送ニーズに対応する。