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宇徳とNICHIUN HDが資本業務提携

2025年3月27日 (木)

(出所:宇徳)

M&A商船三井の子会社で港湾運送の宇徳(横浜市中区)は26日、NICHIUN HOLDINGS(東京都千代田区)との間で資本業務提携を行うと発表した。NICHIUN HDの持ち株会社NICHIUN UTOC HOLDINGS(NUHD、東京都千代田区)の第三者割当増資を引き受けて出資。NUHDの傘下に、発電設備などの輸送、建設を手掛けるNICHIUN(青森市)とクレーンなどのメンテナンスを手掛けるNIマシナリー(青森県上北郡)を置く。

出資は4月1日付けで行い、NUHDへの出資比率はNICHIUN HDが60%、宇徳が40%となる。

宇徳は業務提携によって、今後成長が見込まれる洋上風力発電や原子力発電などの発電分野や橋梁架設などの輸送、建設への対応力を強化する。宇徳は発電設備や橋梁の建設などに必要な特殊機材や現場管理者・作業スタッフの確保に課題があった。

一方、NICHIUNは1952年の創業以降、橋梁、発電所など社会インフラを中心に、建設工事やメンテナンス作業におけるクレーン楊重作業を手掛けており、近年では、風力発電設備の輸送、建設、メンテナンスの分野で、特殊機材と技術力を生かして着実に実績を積み重ねている。今年1月には、クレーンやトラクター、トレーラーなどの専門車両のメンテナンスを専門とするNIマシナリーを設立した。

宇徳は「双方の人材や技術力、特殊機材を効果的に統合し、大規模な社会インフラの構築に寄与する」として、人材や技術力、特殊機材を効果的に統合したTeam UTOC を形成して事業成長を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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