ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国交省、循環経済拠点となる港湾像を明示

2025年3月28日 (金)

行政・団体国土交通省は27日、循環資源の広域的な物流拠点となる「循環経済拠点港湾(サーキュラーエコノミーポート)」のあり方をとりまとめたと発表した。これは資源循環を担う港湾の将来像を明確化したもので、今後は同方針を基に2025年度以降に対象港湾を選定する。

とりまとめでは、港湾が担うべき役割として、循環資源の輸送を効率化する物流機能の整備と、再資源化に必要な高度リサイクル産業の集積を挙げている。例えば、再生資源の輸出入拠点や、船舶による海上輸送と内陸部への配送を結ぶモーダルシフトの強化が求められる。物流インフラの高度化により、再生資源の移動距離とコストの最適化を図る。

同省は今後、各港湾の実情を踏まえて選定作業を進める予定で、港湾物流と環境政策の融合を目指し、資源の地産地消や、港を起点とした循環型サプライチェーンの構築により、脱炭素社会に向けた物流の転換を促進する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com