東ソー物流、みんなで創る内航推進運動に参加

環境・CSR東ソー物流（山口県周南市）は27日、コーウン・マリン（同）とともに国土交通省が主導する「みんなで創る内航」推進運動に参加すると発表した。同運動は、2022年4月に改正された内航海運業法を背景に、船員の働き方改革や運航効率の向上を目的として、事業者の取り組みを見える化し、業界全体の活性化を図るもの。

同社は、次世代人材育成事業への参加や、苛性ソーダ船「東駿丸」による内航船省エネルギー格付の取得を進める。また、運航スケジュールの過密化に対応した柔軟な運航見直しや、陸上側荷役設備の整備においては荷主に対する積極的な働きかけを行っており、これにより物流現場の効率性と持続可能性の向上が期待される。

コーウン・マリンは、勤務ローテーションの見直しによる多様な勤務体系の構築や、船内インターネット環境の改善、奨学金代理返済制度の導入といった施策を通じて、船員の確保と定着を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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