ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

豊田市、事故死ゼロ目指し「3Sドライブ」出発式

2013年10月9日 (水)
出発式の様子(豊田市)

出発式の様子(豊田市)

環境・CSR愛知県豊田市役所の東庁舎前で8日、ドライバーが歩行者を交通事故から守るための運転行動「とよた3Sドライブ」の実践を誓う「3Sドライブ行進」出発式が開催された。

9月末時点で、豊田市の死亡事故は10件10人となり、既に昨年1年間の交通事故死亡者数と同数になっているため、市では、市内交通死亡事故ゼロを目指し、市職員が制限速度での走行、横断歩行者の保護行動など安全運転のペースメーカーとなって「流れを変える行動」としてとよた3Sドライブプロジェクトを実践する。

市職員のほか、既に豊田市立小・中・特別支援学校に勤務する教職員2300人からも参加協力を得ており、市内の交通安全団体などの関係機関にも同プロジェクトを積極的に働きかけながら、活動を実践していく。

出発式には、太田稔彦豊田市長、山口勝弘豊田警察署長ら80人が出席し、「3Sドライブ」と書かれたマグネットシートを貼った公用車や超小型電気自動車コムス、先導車となるパトカーなど12台が集まった。太田市長は「市職員が安全運転をリードして、私たちからまちの車の運転を変えていきたい」とあいさつした。

同プロジェクトは、10月から12月末までの期間で行われ、市の公用車には3Sドライブの大型マグネットを貼り付け、休日を除く0の日に市内巡回を行うなどして、歩行者を交通事故から守るための運転行動の周知・実践を行う。