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シーネット、海外物流現場向けハンディ製品を販売

2013年10月9日 (水)

ロジスティクスシーネット(千葉県船橋市)は9日、海外物流現場向けのハンディソリューション「ci.Himalayas/HALO」ベーシック版の販売を12月下旬から開始すると発表した。

日本の物流ノウハウを活かした機能を搭載し、入出庫、棚卸、ピッキングなどの機能を備えたベーシック版と仕分機能に特化したアドバンスド版の2バージョンを用意し、アドバンスド版は既に9月から販売している。

日系企業の海外展開が進む中、同社は「海外の物流現場のIT化はまだ新港段階であり、現地企業の物流ノウハウも蓄積段階」とみているが、「日系企業の多くは、海外でも日本の高い物流品質を期待しており、日本と同様の作業精度や作業品質を求めている」として、作業ミスをなくし作業品質を向上させるためにハンディターミナルを利用したシステム管理のニーズが高まっていると判断。海外物流現場のニーズを受け、現場作業の品質向上に適したハンディソリューションの販売を開始した。

新製品は多言語に対応し、中国語、英語、日本語で表示できる。導入する現場ごとに言語を選択することが可能で、既に運用している在庫管理システムなどとの連動するため、ハンディソリューションの導入のみで運用を開始できる。倉庫内ではリアルタイムのデータ通信で作業進捗を確認することが可能で、人員の適正配置や作業分析にも対応する。

立上げや導入後の保守・サポートは、中国・北京に設置しているアジアサポートセンターが現地で対応する。シンクライアント型のサービスで、プログラムのメンテナンスをアジアサポートセンターからリモートで行えるため、サポートにかかる時間と費用削減につなげることが可能。

ベーシック版のソフト月額使用料は1台あたり1500円、アドバンスド版は1ライセンス350万円からとし、2014年末までにベーシック版を40拠点、アドバンスド版を20拠点へ導入することを目指す。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.cross-docking.com/service/asia-handy-solution/