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シェフラー、中国市場向け生産拠点を拡大

2025年4月18日 (金)

国際シェフラージャパン(横浜市保土ケ谷区)は18日、中国・湘潭工場でステアリングシステム用ボールねじ駆動装置の生産を開始したと発表した。同社は2007年以降、自動車用途向けにすでに1億4000万台以上の同装置を生産してきた実績を持つ。

ボールねじ駆動装置は回転運動を直線運動に変換する際、転動体としてボールが組み込まれているため摩擦をほぼ発生させない。これにより特に電気自動車やハイブリッド車において高効率で静粛性に優れた作動を実現する。

同装置は主にブレーキブースターや電動パーキングブレーキなどのブレーキシステムのほか、操縦性や安全性を確保するステアリングシステムに使用される。車線維持支援や駐車支援などの自動運転技術にも重要な役割を果たしている。

(出所:シェフラー)

同社は今年から中国の大手自動車メーカーの量産車向けに製造を開始。「ローカル・フォー・ローカル」の考え方に基づき、中国市場向けの現地生産体制を整えた。今後も2025年、2026年にかけて他のグローバル拠点での生産を拡大する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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