ロジスティクス全日本トラック協会は25日、貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)の2025年度の申請受付を7月1-14日の期間で実施すると発表した。25年度は、現行制度に認定事業所の拡大によるトラック運送業界の安全性レベル引き上げや、事業所の申請意欲の向上、申請負担の軽減を目的に、安全性に対する取り組みの積極性を確認するための「取り組み項目」の追加、一部項目での判断基準の変更、申請に必要な様式類の一部変更といった修正を加える方針だ。
全ト協は25日にホームページ上で申請案内の掲載を開始。申請を希望するトラック運送事業者は、6月上旬から「Web申請システム」を利用した申請書データの入力、保存が可能となる。保存したデータの送信(=申請)は7月1日から14日まで。安全性に対する取り組みの積極性の実績を記載する書類は同期間(郵送の場合は14日必着)まで、地方貨物自動車運送適正化事業実施機関で受け付ける。
Gマークは、トラック運送サービスの利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性向上に対する意識を高めるため、事業者の安全性を正当に評価、認定、公表することを目的に創設された制度。2003年7月にスタートした。
認定を受けた事業所には認定証が授与されるとともに、認定マークや認定ステッカーを「安全性優良事業所」の証しとして使用することが認められており、「安全性優良事業所」であることを荷主企業や一般消費者にアピールできるメリットがある。25年3月時点で全国2万9142事業所が「安全性優良事業所」として認定されている。
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