認証・表彰BIPROGYは25日、グループ会社であるV-Drive Technologies(ブイドライブテクノロジーズ、東京都江東区)が提供する「DIVPシミュレーションプラットフォーム」が、自動車関連の国際標準化団体ASAMによって策定された「OpenMATERIAL3D V1.0.0」に準拠したと発表した。OpenMATERIAL3Dは、仮想空間での自動車機能評価や安全性認証の実現に向けて、物理的形状や材料特性を標準化する国際規格。BIPROGYは企画段階から標準化を主導し、正式な国際標準として公開された。
自動車業界ではCASE対応やシステム高度化により、認証コストの増大が課題となっている。特に特殊な気象条件下での実車評価には多大な期間と費用がかかるため、国際機関でも仮想空間での認証方法が検討されてきた。OpenMATERIAL3Dの国際標準化により、仮想空間で使用されるアセットが共通仕様となり、異なるシミュレーション間でも統一的な評価が可能となる。
V-Drive Technologiesは、今後も仮想空間での認証向け標準化を推進する方針で、デジタルツインを活用したモビリティー分野で新たな価値提供を目指す。
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